
ここ一年の間で、性暴力問題を取り巻く状況が大きく変わりました。
アメリカから広がった#metooの波に後押しされてあがった、数々の「私も被害に遭った」の声…財務省事務次官によるセクハラ問題と、それをきっかけに明らかとなったメディア業界に蔓延る性暴力の実態…そしてそこから生まれた、#wetoo、#withyou、「私は黙らない」などの連帯アクション
これらの動きは、日本の多くの人が、男女などの性を問わず性暴力やハラスメントによって傷ついたり、身近に感じている問題であることを明らかにしました。
同時に、「断らなかった方が悪い」「露出の多い服を着ていたから」と被害者を責め、「我慢すれば良い」と性暴力をないものにしようとする風潮も露わにしました。
見て見ぬ振りができなくなったこの性暴力の問題を目の前にして、性暴力をなくすために、私たちが一人ひとり何をできるだろう?と本気で問う時が来たのではないでしょうか。
本ワークショップは、多くの海外の大学や高校において、性暴力をなくす方法として広く実施されているプログラムをもとに設計しました。
このワークショップを通して、
・自分も相手も大切にできる関係を築くために必要な「性的同意(セクシュアル・コンセント)」の知識
・性暴力が起きそうな現場に居合わせた時、被害について打ち明けられた時、力になれる「第三者介入」のスキルを身につけることができます。
全ての人が、自分自身の身体と性と人生に対するオーナーシップを発揮でき、それが尊重される社会に向けて。対等で、お互いに尊重できる豊かな関係性が広がる社会に向けて。全ての人の性的健康・性的安全が守られ、安心して暮らせる社会に向けて。
誰ひとり、性暴力の被害者にも加害者にもならない社会を作るための知識とスキルを、一緒に学び、実践していきませんか?
【日時・場所】
・日時:2018年7月1日(日)14:00~17:30(13:30開場)
・場所:上智大学 四谷キャンパス
※詳細はお申し込みされた方々に別途ご案内いたします。
【お申し込み】
申し込みフォーム:https://goo.gl/nixtWr
※会場主催者に、参加者名簿を提供するため、一時締め切りを6月24日(日)とさせていただきます。
お申し込み期限は6月28日(木)23:59までです。
【プログラム詳細】
13:30 開場
14:00 セクシュアル・コンセント(同意)の知識を学ぶセッション
15:00 第三者介入のスキルを身につけるトレーニング
16:30 性暴力を許さない社会への取り組みのご紹介
16:45 交流会
17:30 終了
【参加費】
500円(資料代)
【主催・共催】
主催:グローバル・コンサーン研究所
共催:一般社団法人ちゃぶ台返し女子アクション